こんにちわ
ゴールドステーション小手指店です。
本日は新潟を代表する銘酒【久保田】について
ご紹介します。

【目次】

●新潟を代表する銘酒
●朝日酒造
●特徴
●久保田　百寿
●久保田　千寿
●久保田　萬寿
●久保田　紅寿
●久保田　碧寿
●久保田　翠寿
●まとめ

【新潟を代表する銘酒】

米どころ、新潟県は日本酒作りが盛んなことは多くの方知るところでしょう。
ちょっとした酒好きなら「新潟の日本と言えば淡麗辛口」ということと、
その新潟県を代表する銘酒が久保田ということまでご存じでしょう。

非常に人気の高い久保田の魅力に迫ります。

【朝日酒造】

久保田は朝日酒造が1985年（昭和60年）に発売した日本酒です。

酒名は幾つかのお酒を作っている朝日酒造が初心に戻り、一から、
すなわち米作りから見直して新たな価値観を持つ日本酒を造るべく、
創業当時、1830年の屋号である「久保田屋」から付けられました。

「酒造りは、米作りから」という信念のもと、米作りから始めることにして農地所有適格法人
「有限会社あさひ農研」を設立。
日本酒に適した米作りとともに、環境保全型農業を実践して久保田にふさわしい米造りを行っています。
近年様々な分野でサステナブル（持続可能な）という考え方が主流となりつつあります。
例えばサステナブルな水産資源の管理、すなわち乱獲をやめ、
将来にわたって継続できる計画的な漁業、という具合ですね。

この概念は1987年に国連の環境と開発に関する世界委員会（ブルントラント委員会）で提言されたものですが、久保田はそんな流行とは関係なく環境を保全しながら農業を行うことで、
良質な米を収穫し続けることを目的として米造りを始めたのです。

また、現状に妥協することなく、新たな挑戦をするために日本酒研究センターを立ち上げ、
基礎研究を行い、自社酵母の開発にも取り組んでおり、
一部自社酵母を用いた久保田も発売しています。こうした挑戦をしつつも
「美味しい日本酒を楽しんでもらう」という信念は変わらずに作り続けています。

【特徴】

前述の通り久保田の特徴は新潟県の王道を行く淡麗辛口。

辛口で飲み飽きせず、料理の味わいを引き立てつつも、
日本酒としても雑味がなく、洗練された味わいを特徴としています。
しかし、「久保田」と一言で言っても様々なものがありますので、見ていきましょう。

【久保田　百寿】

スタンダード品に位置する特別本醸造。
程よい厚みをもったやや辛口で万人受けする味わいです。
価格ももっとも手ごろですので、久保田を知りたい場合はまず百寿から試してみるのがいいでしょう。
★1

【久保田　千寿】
千寿は吟醸酒です。
1985年の発売当初より現在まで親しまれている原点とも呼べるものです。
かなりあっさりとした辛口で、正直物足りなさを感じるかもしれませんが、
よくよく味わってみると透明感のあるまろやかさをもった
「淡麗辛口」の一つの答えのような印象を受けます。素材の味を生かした和食との相性は抜群です。
★2

【久保田　萬寿】
1986年に発売された久保田の最高級品で純米大吟醸です。
「深みのある味わいと香りの調和」を目指いした上品さと華やかさをもった佳酒です。
大吟醸ならでは立ち上る華やかな香りと純米らしい厚みのある味わいの両立は見事というほかありません。
★3

【久保田　紅寿】
こちらの紅寿は純米吟醸。口当たり柔らかでフルーティーな香味を持ちます。
それでも後味はすっきりとしており、こちらも食中酒として様々な料理と幅広く合わせることができます。
★4

【久保田　碧寿】
碧寿は山廃仕込みの純米大吟醸。
乳酸菌の力を生かした山廃仕込みならではのしっかりとした旨味はをもちながらも、
重さは感じさせない爽やかでキレのある後味。
肉料理などの濃いめの味付けの料理と合わせても負けない味わいと、
飲み終わった後をさっぱりとさせてくれるお酒です。
冷酒や常温で楽しむのがいいかもしれませんが、山廃仕込みですので、
ぬる燗でも味わいは崩れないでしょう。
★5