禁煙席でも、電子タバコならOKってほんと?


みなさん、飲食店に入るとまず、「タバコは吸われますか?」と聞かれませんか?   近い将来、こう聞かれることはなくなるかもしれません。というのも、2020年に東京オリンピックを控え、厚生労働省と東京都は屋内を全面禁煙にしようとする動きを見せています。大手チェーン店の「マクドナルド」、「KFC」、「デニーズ」、「サイゼリヤ」でも、全席禁煙を志しているようです。

電気加熱式たばこのイラスト

しかし、このようなタバコ縮小運動の中で、電子タバコならOKとしているお店もあるようです。ではなぜ、紙タバコは吸えないお店でも電子タバコはOKとされているのでしょうか?

その理由として挙げられているのが、電子タバコは紙タバコと比べて、煙も匂いも少ないからです。またあるお店では、電子タバコの中でも1番匂いを感じにくいとされるプルームテックのみ許可しているお店もあるそうです。

電子タバコを吸う人のイラスト(中年男性)

電子タバコは元々、喫煙に伴う健康リスクを軽減するために作られました。従来の紙巻タバコがタバコ葉に直接火を点けるのに対して、電子タバコはタバコ葉に熱を加えてニコチンを発生させる方式をとっているそうです。つまり、燃やさないから煙が出ないということですね。その代わり、タバコ葉に含ませているグリセリン類を蒸気にすることで、煙の代わりとしているんです。またそれだけでなく、タールという有害物質の量を9割以上軽減できるんですよ。

これが、電子タバコを許可しているお店がある理由ではないのでしょうか?

電子タバコの中でも、臭いが気にならないとのことで人気を博しているのがプルームテック。プルームテックのみ可としている飲食店もあるようです。プルームテックの公式サイトには、プルームテックを楽しめるお店として、全国の禁煙エリアでも使用できるお店を掲載しています。喫煙者にとっては、とっても嬉しい情報ですね。

歩きタバコのイラストポイ捨てのイラスト「煙草のポイ捨て」

とはいっても、一番大切なのはマナーです。歩きタバコをしたり、ポイ捨てをしたりすると、それだけで喫煙者のイメージが悪くなってしまいます。全面禁煙を目指している現代社会の中では、マナーを守って吸うことがタバコを吸える環境を維持する方法だと筆者は思います。


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