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2015/6/4 2019/9/21 ゴールドステーション東大和店, 店舗ブログ

ルイ・ヴィトンの歴史

少し街を歩くと、どこか見覚えのあるブラウンのバッグを見ることでしょう。それは ルイ・ヴィトン の「 モノグラム 」というラインのもの。ルイ・ヴィトンといえばこれ、という感じがしますよね。今回は、誰もが知っているバッグ界の王様と呼ばれている、ルイ・ヴィトンについてご紹介致します。

創始者であるルイ・ヴィトンは、1821年にスイス国境に近いジュラ地方で生まれました。
ルイ・ヴィトンは14歳の頃、養母との折り合いが悪くなって家を飛び出し、その後2年間の末にたどり着いたのは花の都パリ。見習いとしてフォーブール・サン・トレノにあるマレシャルの店に レイティエアンバルール（荷造り用木箱職人） として働き始めました。
約20年近くの修行を経て、ついに独立。1854年、マルティエというトランク製造職人としてルイ・ヴィトンは歴史の一歩を進めます。

当時はまだ旅行と言うのは一部の裕福な方で、移動をするにも馬車を使っていた時代でした。洋服の流行も針金の入った形を維持するドレスが主流で持ち運ぶには多くのトランクが必要とされてきました。
そこでルイ・ヴィトンが考案したのが上に詰める蓋が平らなトランクです。
また素材は当時主流であった豚皮ではなく、軽くて丈夫なようにコットンに防水加工を施したグリ・トリアノン・キャンバスを生み出し、輸送技術とトランクの需要が急速に発達。ルイ・ヴィトンの評判は一気に広まり、評判はナポレオン三世が旅行用衣装箱を発注するまでになりました。
それがきっかけとなり、ヨーロッパ中の王族が競うようにルイ・ヴィトンにオーダーするようになり、ルイ・ヴィトンの名声は一気に広まったのです。

モノグラムライン

ヴィトンといえばLとVと花と星模様。モノグラムとはどういう意味でしょうか。
モノグラムとは二つ以上の文字や書記号を組み合わせた記号のことです。
ルイ・ヴィトンの場合は「L」と「V」を重ねた模様ですね。

現在はヴィトンの中でも有名なラインですが、実は最初のラインはダミエライン。
実はモノグラムは1896年に作られたラインでこの模様はなんと 日本の家紋にインスピレーションを受け作られた そうです。まさか世界的に有名な模様が日本から来ているなんて驚きですよね。

“シテ”シリーズ

ヴィトンとの中でも今回は ミュルティプリシテ を紹介します。

ミュルティプリシテはフランス語で「 沢山使える価値のあるもの 」という意味です。
A4のサイズのものもしっかり入り、ファスナーも付いているので物が出ることもなく、更にポケットも多く、持ちやすくしっかりしています。
また中も革を使っていないので湿気による劣化も無く、赤いスエード生地で柔らかく高級感で溢れています。あなたも是非ヴィトンのバッグを持ってみてはいかがでしょうか？